エアコン室外機の防音について

ステップ1　室外機の音の原因を探る

部屋の外に置いてある室外機は、日頃接することが少なく、そもそもの騒音の原因が何なのかをまず調べる必要があります。
主に、「室外機の中」「室外機の外」どちらから騒音が発生されているかご確認ください。

室外機の中から音が発生している場合
汚れが溜まっている、もしくは経年劣化のケースが多いため、エアコン専門業者やメーカーにご相談いただくことをおすすめいたします。

日頃あまり触れる機会のない室外機は、知らない間に汚れが蓄積されている場合があります。
汚れによって各部品の動作に影響が出てしまい、モーターやコンプレッサーに負荷がかかって大きな音が発生している可能性があります。
まずは汚れを落とし、動作音を再度ご確認ください。

エアコンも室外機も電化製品のため、長年のご使用で各部品が摩耗・ガタがくることも。
経年劣化の場合は、静音タイプのモデルへの買い替えもご検討ください。

室外の外から音が発生している場合
こちらの場合は防音対策によって音をおさえられる可能性があります。
次から、エアコンの室外機向け防音対策商品をご紹介いたします。

ステップ2　室外機の足元に、防振ゴムを設置

エアコン室外機用防振ゴム　敷き込みタイプ(4個入り) THI-555

エアコン室外機等の振動を抑える防振ゴム。脚元に敷き込むタイプです。
両面のイボイボ構造により、振動吸収力がアップ。

室外機の中には、モーターやコンプレッサーが内蔵されていて、エアコン稼働時は振動しています。
その室外機の振動が床に伝わって、振動音が発生しているケースが多いです。
室外機と床の間に、防振ゴムを設置して、振動や揺れを大幅に軽減することが可能です。
当社の防振ゴムは非反発ゴム（ハネナイト素材）でできていて、振動の吸収力はピカイチです。
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室外機は非常に重量があるため、2人以上で作業されることをおすすめいたします。
軍手などで手首をカバーし、怪我防止のために十分注意しましょう。

ボルト固定の室外機には、差し込みタイプがおすすめ

エアコン室外機用防振ゴム　差し込みタイプ(4個入り) THI-608

エアコン室外機等の振動音を抑える防振ゴム。
ボルト止めしたエアコン室外機等の振動音を抑えます。差し込み式タイプです。

固定済のボルトをドライバーで暖めてから、差し込みタイプの防振ゴムをご使用ください。
差し込み後、再度ボルトを締め直してください。
ボルトと固定部のがたつきを抑え、振動音を軽減します。

ステップ3　ビビリ音が発生する箇所に鉛テープを貼る

防音・防振・制振　鉛テープ

純鉛を薄く延ばした防音・防振・制振用のコンパクトな鉛テープっです。
粘着面があるため、お好きな場所に貼り付けることができます。

室外機の騒音振動だけでなく、その振動が表面の金属板や鉄板と共振している場合があります。
金属でありながら柔らかく重たい鉛は、共振・振動を抑えることに適しています。
鉛テープは薄さ0.3mmで取り回りも楽々、裏面に粘着テープ付のため、すぐに貼り付けることができます。
また、上からローラーなどで圧着することで、カーブや凹凸面などにも良く馴染み、不要な振動を効果的に抑制します。
表面のアルミフィルムコーティングによって、屋外でもサビに強いです。

室外機の防音は防振ゴムと鉛テープのセットがおすすめ

防振ゴムと、鉛テープのセットがおすすめです。
脚元の振動音は防振ゴムによって軽減させ、室外機の金属板の共振音は鉛テープで抑え込みます。

※吸入/排気口など空気の妨げになる箇所には貼らないでください。
※騒音が完全に抑え込めるかお約束はできません。
機械音が気になる場合など、内部の機械トラブルの可能性もあるため、専門の業者へのご相談をおすすめいたします。